自転車で交通事故被害に遭われた方へ
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自転車での交通事故被害について
近年、自転車に乗っているときに交通事故被害に遭うケースでの相談が増加しています。平成28年交通事故統計によると、兵庫県における自転車乗車中の交通事故発生件数は6,205件(負傷者数6,117人)となっています。事故の発生件数は減少傾向とはいえ、兵庫県では未だに毎日20件弱、自転車乗車中に事故が発生している計算になりますから、決して他人事ではありません。
兵庫県における自転車での交通事故の発生件数推移
平成24年 | 平成25年 | 平成26年 | 平成27年 | 平成28年 | ||
自転車 | 発生数 | 7,794 | 7,400 | 6,821 | 6,205 | 5,945 |
死者数 | 23 | 23 | 25 | 30 | 30 | |
傷者数 | 7,754 | 7,359 | 6,739 | 6,087 | 5,800 |
自転車乗車中に交通事故被害に遭うケースでは、自転車走行中に横道から自動車が出てきて衝突されるというケースが少なくありません。このような場合、被害者は自転車ごと転倒させられてしまいます。自転車乗車中に交通事故に遭うと、シートベルトやエアバックが完備された自動車乗車中の事故とは違い、身体に直接ダメージを受けることになりますから、怪我はより重症になる傾向があります。
自転車乗車中に交通事故に遭うと、転倒を伴うことがほとんどであるため、手足を骨折したり、頭部を地面に打ち付けてしまうことが多くあります。
特に、頭部を地面に打ち付けてしまった場合、幸いにも外傷を伴わない場合であっても、脳を強打したことによるダメージによって、高次脳機能障害を負ってしまうこともあります。
特に、頭部を地面に打ち付けてしまった場合、幸いにも外傷を伴わない場合であっても、脳を強打したことによるダメージによって、高次脳機能障害を負ってしまうこともあります。
高次脳機能障害を負った場合、賠償額が数千万円~1億円になることもあるので、適切な賠償を受けることができるようにするためにも、専門家に相談をすることが必要不可欠です。
もし、自転車乗車中に交通事故に遭われた方がいらっしゃいましたら、事故直後もしくは治療段階から、交通事故問題の専門家である弁護士に相談をしていただき、適切な問題解決ができるようにすることをお勧め致します。
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